■ハトラズ・リンゴとは・・・ 『ハトラズ・リンゴ』のハトラズとは、「葉取らず」、つまり「葉を取らない」りんごのことです。 真っ赤に色づいたリンゴはおいしそうに見えます。現在、栽培されている多くのりんごは、リンゴの実の周りの葉をできるだけ切り取り、木の下には銀色のシートを敷き、上下から太陽の光を浴びせることで、色むらのない真っ赤なリンゴに仕上げられます。 真っ赤な美しい色づきでなければ、商品価値がないとみなされるからです。 しかし、実際には、全体が真っ赤になる色づきと美味しさはまったく関係がありません。 ■ 植物の養分は根が吸収し、葉が作るもの! ■■リンゴの木の健康を大切にしたリンゴです。 ↑葉の残されたりんごの木。地面にも草が生えているのは、反射板を使用していないためと、"土が元気"な証です。 大切に残された葉では、太陽の光を浴びて、光合成が行われます。 じっくりと光合成することにより、木はすべての養分ともいえる炭水化物を作り出し、炭水化物は最終的には美味しさの根源である、糖分やアミノ酸となります。 葉を取ることは手足を切ることに等しいのです。 また、フードトラスト岩木川 リンゴ生産グループでは、有機堆肥による徹底した土づくりを行っています。 「微生物の働きをよくし、保水力のある養分に富んだ土を作る。」それは、言い換えれば、「養分の吸収に優れた丈夫な根が張りやすい土を作る」ということです。 根が丈夫だと、リンゴの木も丈夫で健康になるというわけです。 必然的に農薬も減ります。 ■ 見た目は青い部分が多いけれど・・・ こうして育ったハトラズ・リンゴは、葉の影になった実は色がくすんでいたり、黄色くなっていたるすることがあります。 しかし、人工的に赤くしていないからこそ、実の下部の色が黄色く変わった時に、実の熟度が上がったのだということを、ちゃんと見極めることが出来るのです。 見かけは少々悪いかもしれません。 でも、それが自然な本来のリンゴの色なのです。 ↑ハトラズ・リンゴ生産者の安田さん 「葉を取る」、色づきをよくする栽培は美味しさを犠牲にします。 見かけ重視の需要は、植物本来の姿を無視します。 葉を取る生産者が悪いわけではない・・・。そうしなければ売れない、買ってもらえないだけなのです。 見かけではなく、それがリンゴ本来の色と思えば価値観が変わる。 本当の美味しさに出会うことができる。 「噛むほどににじみ出るもう一つの美味しさ」とは、あくまでリンゴの木を大切にするフードトラスト岩木川 りんご生産グループの姿勢とその技術による結果の中にあるのです。 ↑美しい自然環境に囲まれた青森県藤崎町周辺の様子 【保存方法】 1週間〜3週間日持ちします。常温でも保存が効きますが、長く保存したい時は、ポリ袋に入れて、口を閉じて涼しいところ(暑い日が続く時は、冷蔵庫の野菜室)が良い。 冷蔵庫に入れて保存すると賞味期間は長くなりますが、リンゴから出るエチレンガスは、他の野菜を黄色くする性質がありますので、りんごだけポリ袋に入れて、口を閉じて保存することをおすすめします。
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